先月、息子が3歳になりました。
そこまでの道のりは、短いようで長かったです。
特に新生児期は
『なにをどうしたらいいんだ!』
と、夫婦共々とまどう連続で、嫁さんも仕事中に
「限界だから帰ってきて」
と電話するくらいテンパっていました。
子供のいる知人にいろいろ聞いたり、保健所や区の相談窓口や産婦人科に質問しまくったりもしましたね。
その時に知りたかった知識をここでご紹介します。
【新人パパ】【新米ママ】へ届け!
【新生児の用意すべき基本的な物】
赤ちゃん本舗などに行くと、もらえる冊子などに記載してあるもの。
「店の利益を上げたい」意図もあるが、新米ママ・パパには真贋は見抜けないはず。
実際、男の子1人が新生児→幼児になるまでに必要な物を伝えます。
ガーゼ
風呂や汗拭きなど、異常に活躍する主役。
30枚ほど買っておけばいい。
風呂用のガーゼもあるが、いらない。
いつものガーゼをお腹にかけてあげればおk。
肌着
短肌着が4~5着ほしい。
洗濯ためちゃう家なら、倍の8~10着。
冬場、家が超寒いなら室内用の服も必要になるが、エアコンなど使えるなら不要。
外出着
全身タイプが2着あれば。
数か月もすれば着られなくなるから、使い捨てと考えておこう。
赤ちゃん用の洗濯用ハンガー
5~6着ほど同時にかけられるハンガータイプがあると重宝する。
子供が幼児になっても使えるからだ。
赤ちゃん用洗濯洗剤
アレルギーになりにくい物を選んであげよう。
赤ちゃん本舗や西松屋に行けば買える。
あとは、同じ物をAmazonとかネットで買うと運ぶ手間が無く楽。
おむつ
最初は変えるタイミングが分からないので、一日8つは使う計算で買っておこう。
都内なら、1週間分のストックで足りる。
地方なら、「買い物に2回行く期間」分のおむつを用意すべき。
※ウチの息子のおむつ遍歴
「新生児おむつ」は、生後3か月まで使えた。
「sおむつ」は、生後6か月。
「mおむつ」は、1歳ちょいくらいまで。
「Lおむつ」は結構使う。2歳過ぎまで使っていた。
水に流せるおしりふき
おむつのビッグベンの処理は大変。
爆弾処理をしてから、危険物をトイレに流すのだ。
しかし、ここでおしりふきがトイレに流せないと大惨事になる。
なので「水に流せるおしりふき」を用意しよう。
※ビッグベンとおしりふきはトイレで処理。
おむつ自体は可燃ごみで処理すべし。
赤ちゃん本舗・西松屋などで買える。
バスタオル
正方形の物を4つ位用意しておこう。
メジャーみたいに目盛りのあるものだと、子供の身長も測れてお得。
おくるみ・タオルケットの代わりにもなる
だっこひも
都内なら必須。
エルゴを使わないお母さんは居ないくらい。
新生児期は「新生児用アタッチメント」を使おう。
首が座っていないので、補助してあげないといけない。
電気ポットorデカい魔法瓶
ミルクを作るのに必要。
とにかくいつもお湯が欲しい。
幼児になったら「麦茶」を大量に作る仕事が始まるので、とっとと買おう。
授乳クッション
母乳あげるお母さんも、粉ミルクなお母さんも買っておきましょう。
分厚いものが良いです。
子供の体重が増えるにつれ、すり減っていきます。
粉ミルク
母乳で行くお母さんも買っておいた方が良い。
体調などにより母乳の出が悪い事もあれば、
吸引力が弱く、乳首から母乳を飲みづらい子も居るからだ。
粉解けのいい奴、子供がグイグイ飲む物を買おう。
子供の好みに合わないケースもあるので、はじめはいろいろ試してみよう。
哺乳瓶
洗い替えも含めて3つ欲しい。
プラ製は1つ、あとはビンの奴がいい。
ビンの物は、出来れば「母乳相談室」が良。
赤ちゃんの吸う力を鍛えてくれる。
哺乳瓶を消毒するやつ
レンジでチンするタイプでも、ミルトン使うものでもいい。
哺乳瓶を同時に2~3本くらい行ける大きさが欲しい。
赤ちゃん用食器洗剤
主に哺乳瓶を洗うときに使う。
哺乳瓶は「界面活性剤」が極力少ない物で洗いたい。
哺乳瓶を洗う長いスポンジ
通常のスポンジでは洗い残しも出てしまう。
なので、専用で長い物をチョイスしましょう。
風呂温度計
赤ちゃんの肌は超敏感です。
冬は40℃位、夏は38℃位で入浴させましょう。
ベビーバスにお湯をはり、水を加えて温度を調整します。
ベストな気持ちいい温度だと、赤ちゃんが「ひょっとこ」みたいな口になります。
ベビーバス
新生児は雑菌に触れないように、専用のお風呂に入れます。
普通に置くタイプでもいいですし、台所に設置して給湯器のお湯を使うタイプでも良しで。
使い終わったら、キレイに洗って水を切っておきましょう。
ウチは赤ちゃん用食器洗剤で洗っていました。
新生児を過ぎたら不要です。
メルカリで売るなりなんなりしましょう。
沐浴剤
お湯に入れて使います。
入浴剤みたいなモンです。
沐浴剤入りのお風呂なら、ガーゼで拭ってあげればせっけん要らずです。
新生児が過ぎたら、「赤ちゃん用全身ソープ」で洗ってあげましょう。
爪切りハサミ
赤ちゃんの爪はグングン伸びます。
週一でいいので、寝てる時に切ってあげましょう。
温度計・湿度計
赤ちゃんは乾燥やすごい寒さ、多湿や高温に弱いです。
なのでベストな湿度・温度を測るためにも温度計・湿度計を用意しましょう。
ベストな湿度は大人と同じです。
ベストな温度は「大人よりも少し低い」です。
暑がりの外人並み、と思ってください。
加湿器
冬場は必須になります。
湯気式でないものを使いましょう。
暑いお湯が近くにあると危険ですので。
清潔なエアコン
夏場はエアコンに頼るので、清潔にしておきたいです。
春過ぎには、掃除するとか業者にクリーニングしてもらうようにしましょう。
寝具
布団そのものより、寝る場所が大事です。
まだ寝返る事ができないので、どんな体勢でも呼吸ができるような場所で寝かせましょう。
少し固めのマットレスにシーツで十分です。
あまり柔らかすぎると窒息の危険があるので、そこはガチで注意してください。
【新生児期にあればいいもの】
おんぶひも
首が座ったあと、おんぶして台所とか作業するのにラクです。
2歳くらいまで使えます。
チャイルドシート
※車社会なら必須
都内ならほぼ出番がないです。
しかし、実家に里帰りとかタクシーで長距離移動などする時には、あると便利です。
あるとお母さんの腕と背中が楽になります。
【新生児期に買ったけど意外と使わなかった物】
ベビーベッド
2~3回は使いましたが、あとは物置になりました。
おむつ収納スペースとして利用価値はあるかも。
食事用赤ちゃん椅子(デカい奴)
離乳食の開始で使おう、と気合入れて買った椅子。
実際は、ほとんど使わず嫁の荷物置き場になりました。
テーブルのある広い家なら使うかも。
おしり温水洗浄機
おむつ変える時にあるといいよ、と勧められた物。
実際は「おしりふき温め器」があったため出番なし。
霧吹きをまるごと保温しておくような装置です。
【誰も教えてくれなかったけどスゴイ便利な物】
メルシーポット(電動鼻水吸い機)
口で鼻水を吸う物は風邪がうつる。
その点メルシーポットは吸引力があり、鼻水を根こそぎ吸い取るし風邪もうつらない。
「赤ちゃん用アタッチメント」のある物を選ぼう。
おしりふき温め器
「水に流せるおしりふき」を袋ごと温められる機械。
一度使ったら手放せない。
特に冬場は必須。
おむつ処理ポット
おむつは可燃ごみで処理するが、ゴミ出しの日までニオイがクサい。
しかし、この中に入れておけばクサくない!
専用のビニール袋の中で保管し、捨てる時にそのビニールごと処理するタイプ。
YouTubeの赤ちゃん用動画
「赤ちゃんを必ず眠らす動画」とかスゴイ物が沢山ある。
スマホで活用して労力を減らそう!
新生児について知っておくべき事
赤ちゃんは暑がり
体温が高いので、赤ちゃんは暑がりさんです。
あんまり暑いと苦しいので、めっちゃ泣きます。
「ミルクもあげた、おむつも変えた、さっき寝てた、なんで泣くんだろう?」
と疑問に思ったら、たぶん暑くて泣いてます。
暑い寒いの判断は背中に手を入れろ
で、その暑さの判断ですが、
「赤ちゃんの背中を触ってみましょう」
背中を触って暑くて汗をかいてるなら、
ガーゼで拭いて着替えさせてあげて涼しくしてあげましょう。
汗をかいていないけど暑い時は、服を一枚脱がせるかウチワなどであおいであげましょう。
涼しくなれば落ち着きます。
「運搬反射」をマスターしろ
赤ちゃんの本能的な反応で「運搬されると寝る」というものがあります。
安定感のあるように抱っこして、「歩く」もしくは「ゆらす」と赤ちゃんは寝ます。
これが寝かしつけの基本になるので、マスターしましょう。
赤ちゃんの成長とサイズ
新生児 短肌着で十分
首が座るくらい 60サイズ
1歳位 80サイズ
2歳位 100サイズ
60サイズが着られるのは、ごく短期間です。
なので、80サイズでソデをまくるか、最低限の枚数を買うかしましょう。
まとめ
知らないと本気で困る「新生児のアレコレ」をまとめてみました。
自分の両親の知識では古い物もあるので、まかせっきりは危険かもしれません。
なので、自分でも調べつつ、このページの情報も使っていただければと思います。
その時は余裕が無くて大変です。
ですが、振り返ってみれば子育ては楽しいものです。
あなたのお子さんの新生児の時期は今しかありません。
写真や映像を取りまくりつつ、
今しかない時期を、一緒に楽しく過ごしてみて頂ければと思います。